最終更新日:2000年8月19日



横穴式古墳

睦沢町立歴史民俗資料館 平成11年3月13日開催 歴史民族体験講座「遺跡見学会」、同日開講 考古学講座 「古代のお墓」より


   睦沢町立歴史民俗資料館
   Mutsuzawa Museum of History & Folklore
   〒299-4413 千葉県長生郡睦沢町上之郷1654-1
   TEL 0475-44-0211/FAX 0475-44-0213

 平成11年3月13日に睦沢町立歴史民俗資料館主催にて、歴史民族体験講座「遺跡見学会」と考古学講座「古代のお墓」が開催されました。ここで見聞きしたメモ、頂いた資料をかいつまんで私流に解釈して以下に記します。一切の文責は私、かとしんにあります。

歴史民族体験講座 「遺跡見学会」より

考古学講座 「古代のお墓」より


3/13 歴史民族体験講座 「遺跡見学会」より
     史跡長柄横穴群、  案内:長柄町教育委員会 松本昌久氏

  ご注意:長柄横穴群は現在は開放されていますので見学は可能ですが文化財ですので保護には十分気を付けてください。いたずら書きなんてダメ!! 事前に、長柄町教育委員会に電話をしておけば、案内、説明をしていただけるとのこと。




第三小支群前

  房総の横穴墓は、6世紀から10世紀にわたって使われたとのこと。特に後期になると大型で凝った作りのものとなるとのこと。確認されているだけでも、長生郡内に約1200基、長柄町内に300基、茂原市内に150基以上あります。
  長柄横穴群が東西合わせて9個の小支群にわかれ、全部で35の古墳が確認されています。
  最近遺跡のある敷地の買収が完了したとのこと。今後、史跡として整備されていくので、線刻画は見ることが出来なくなりそうです。
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第13号横穴墓玄室

 ここには、下記線刻画が描かれてありました。ここの他の横穴墓にも線刻画がみられるものがあります。
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第13号横穴墓玄室線刻画 松本氏配布資料より

 長柄横穴群は、古墳として実際に使用されていたときから現在まで開放されていたため、厳密には横穴墓と同時代の線刻画であるかは不明。但し、画の題材の一部(鳥等)は他の横穴墓(塞がれていた横穴墓や他地域(東北地方等)のもの)と共通なものがある。鳥は豊作を意味していた?。 ここの線刻画には五重の塔らしきものも描かれており本当ならば仏教の地方伝播はかなり早かったか?
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第三小支群中の一つ

 写真は羨道部分に立つ案内の松本氏、羨道左側(指差部分)は未発掘。横穴墓の側壁や天井は丁寧に削られ整形されてあります。
 国内の他の地域に比べて、房総の横穴墓は圧倒的な大きさとのこと。
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同じく第三小支群中の他の一つ

  玄室内部は切妻、寄棟、アーチ形等に形作られています。
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以上


考古学講座 「古代のお墓」より かとしんのメモ
  講師:長柄町教育委員会 松本昌久氏

以上




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